拠点目的・概要

21世紀の最重要課題である地球規模の環境資源エネルギー問題はもう待ったなしの状況であり、その根本的解決をはかるためには、これまで以上にグローバルな視点から国際的な教育研究に取り組む必要があります。ますます厳しさを増す国際的な科学技術競争に打ち克つためには国際的連携を密にしたグローバル教育研究を強力に推進することが必要不可欠です。世界トップレベルの研究実績を基に本グローバルCOEでは、21世紀の世界、特に資源の乏しい日本にとって最重要課題である地球環境・資源エネルギー問題の根本的解決を図る革新的な先端科学技術を創成するために、グローバルな視点から物質と生命との関わりを重視した地球環境化学のグローバル教育研究拠点を形成することを目的とします。21世紀COEにおける自然の生命の営みと調和した持続可能な社会の実現に向けた自然共生型化学の創成への取り組みを基盤に、次のステップとしては、これまでの取り組みをさらに発展させて、いよいよ地球環境・資源エネルギー問題の最終解決を本格的に目指します。具体的には
(1)エネルギー環境化学、
(2)物質変換環境化学、
(3)分子情報化学、
(4)生命分子化学、
(5)環境生物化学の5つの分野で基礎から応用まで一貫した教育研究を行います。むろん地球環境・資源エネルギー問題の最終解決は容易に達成できるものではありません。これは長期間にわたる国家戦略として本格的に取り組むべき課題であり、本グローバルCOEとしても「地球を救う科学技術としての生命環境化学」の創成に向けて大阪大学化学系の総力を結集して取り組みます。